朝六時、京都N旅館の一室で、一室しか無いが、私は目が覚めた。
文化祭で昼夜問わず大学で活動中のはの5と二人、朝食を摂ると、私達は別れた。
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京都から暫し鉄道に揺られ、大阪に到着。久方振りの、それも私とって未だ二度目の街である。
手持ちの資料を一瞥して道程を確認すると、私は清々しい空気・降り注ぐ朝陽の中を歩き出した。
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